製品は良いのに売れない
良いサービスなのに知名度がない
広告を打ってもうまくいかない
SNSは効果が見えない。
という声があります。
また「地元を対象とした取引だけでは食っていけない」という声も少なからずあります。
こういった声は同じ地域に根ざす私たちにとっても見過ごすことのできないもの。
地域の元気は中小企業の元気なくしてはあり得ません。
私たちの事業の根っこにあるのは、すべての中小企業を元気をしたいという想いです。
何かうまくいかないとき、マーケティング「だけ」、広告「だけ」、営業「だけ」といったように部分的な施策にフォーカスすると、その部分だけはうまくいくかもしれません。ですが、しばらくするとまた問題が発生します。
病気の人を例に考えてみましょう。 病名がわかれば適切な薬を飲むことで病気は治るかもしれません。しかし心配なのは再発です。
再発を防ぐためには病気を治すのではなく、病気にならない予防(対策)が必要です。それは食生活に気をつけ、適度な運動をし、安全な環境に身を置き精神を安定に保つ、他にも悪い友達との付き合いをやめる(笑)など、さまざまなことに気を配る必要があります。
企業活動も同じです。


社長のあなたも、会社も同じ
ひとつの人格
会社はすべからく「法人」です。
法人とは『法律によって人格を持っていると認められた組織や団体』のこと。
個人の集合体である会社は、関係がない人からすると社名(屋号)という名の一人の人格に過ぎません。
企業活動にかかわるすべては「法人」という一人の人格が行っているわけです。
例えばその法人の人格が、ある場面では礼儀正しいのに、ある場面ではだらしなく、またあるときは粗暴だったとしたら、接した人はどう思うでしょうか。
信用できないですよね。
このように会社にもそれぞれの人格があると考えています。
マーケティング用語でいうところの「ペルソナ」です。
本来は自分たち本来が持つキャラクターがあり、譲れない信念があり、好きなこと嫌いなことがあります。
これが私たちが「らしさ」を中心に据えてブランディングすべきだと考える理由です。
「らしさ」あふれる会社が増えれば地域も元気になる
「〇〇らしい」というのは、その人(人格)にとって最高の褒め言葉です。
その言葉には「さすが」という、期待を超えた評価が内包されています。
すべての中小企業が「らしさ」あふれることで正しく評価され、十分な経済的対価を受け取ることができるようになれば、自然と地域経済が元気になっていくと信じています。
ブランドという大きな視点ですべての活動を俯瞰してみることで、物事が良い方向へ動き出します。
みなさんが本来もつ「らしさ」を発揮できるように、分析し、洞察し、立案し、実行する。「ブランド」という大きくて大事な「人格」を作る。
